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ビジュアル系用語の基礎知識

 
どこの世界にも不思議な風習はありますが・・・


あくまでも私的見解なので、あまり鵜呑みにするととっても火傷しますよ。
あーこれしかし刺されたりしないかな大丈夫かな






■煽り【アオリ】
…ライヴ中に客を動作なり言葉なりで煽動する、「煽る」こと。ごくごく一般的な例で雄叫び「かかってこ〜い!」とか。
主にヴォーカルの仕事。むしろヴォーカリストと言うより煽リストになっている人も。
オリジナリティの現れるところ。当然煽りにも上手い下手有ります。ヒネリの効いた素晴らしい煽リストには感動するね。

■あがる
・・・ファンを辞める。
これがジャニーズ業界になると、逆に「降りる」になるんだそうな。とってもファン気質を感じます。
使用例:
「最近レイアムランドつまんないしもうあがるわ、実はCDも全部売っちゃったし」
「っていうかもういい年だしバンギャあがりなよ」
「それがねーあがるあがるって騒いでるうちはあがれないもんなんだよねーこういうのって」


■インディーズ
…レコード会社との契約をしていないバンド。かといってアマチュアと同義というわけでもないことも多い。なんだかいろいろな定義があったけど詳しいことはわからん。対義語はメジャー。メジャー契約すると「メジャーデビュー」。昨今のバンドはメジャーになると何故か影が薄くなる気がする。っていうかぶっちゃけヴィジュアル系に限ってはインディーズでいるほうが賢い気がしてならない。

■イベント
…大まかに二つの意味があって、
T・「イベントライブ」雑誌・事務所・バンド等、主催者があってバンドが複数出演するライヴを指す場合。事務所スイートハート主催の大御所イベント「SWEET TRANCE」等。ライヴハウスの通常ブッキングで常に「対バン」なバンドは我々は敢えてイベントとか言ったりしない。
U・もうひとつは「インストアイベント」アーティストがプロモーションの為に行なう、握手会だったり、トークイベントだったりする場合。ライカエジソン・自主盤倶楽部、池袋ブランドエックス、ジールリンクなどなどのV系専門店を中心によくやってます。CDを買うと参加券が貰えるとかで、販促目的。

■インスト
インストアイベント(上記参照)の略。残念ながらヴィジュアル系ではインストゥルメンタルという意味で使う事はあまりない。

■MC【エムシー】
…ライヴ中の、曲と曲の間の、メンバーの喋り。MCの全く無いバンドから、メインがMCなんじゃないかと思われるバンドまで様々である。

■遠征
…ライヴを見に遠くまで行っちゃう。遠くまで行くけれど旅行気分じゃなかったりする。余力があってやっと観光。遠征のトレードマークと言えばキャリーカートであり、カートを引っ張ってライヴに来るバンギャの数に、そのライヴの遠征率を実感する。飛行機や新幹線などはブルジョワな交通手段であって、少しでも安くたくさん地方を回りたい貧乏バンギャのお伴に「青春18きっぷ」だの「高速バス」だのは欠かせず、苦労話も尽きないが、いい思い出になるから苦労しても行っとけ、行っとけ。
参考資料:TokyoVangalWalker-遠征準備篇-

■O.A.【オープニングアクト】
…いわゆる「前座」トップバッターです。前座なだけに二曲くらいしかやらなかったりしても、たとえ一曲だったとしても文句いえない。
だって前座だもん。

■オキニ
…あーでも最近この言葉聞かないなぁ。 メンバーさんのお気に入りのファン。ジャニーズ用語のような気がする。対義語「オキラ」。そういうのもあるらしい。大抵はファン側の妄想と僻みで定義される。

■オサレ系
…2002年〜2007年ごろにインディーズで流行ったバンド属性。バンドする「うたのお兄さん」達。ノリは「ファンとメンバーで楽しくライヴやろうね〜♪」のアイドル的存在。キーワードはPOP・キッチュ・ラブリー。ちょっとハイテンションでおかしいオシャレなお兄さん達を演出。基本アイテムは何故か「首にバンダナ」。大抵が男にギャルメイクしてるのと大差無い。オサレ系だからファッションもお洒落なんだろう、などと思ってはいけない。主な生息地は関東・仙台。楽曲的には、ポップ・キッチュ・ラブリーを主軸にする割には、ヘドバン・逆ダイ・振り付けなんでもありなのがソフビとの差。難解な表現は厳禁。若さがトレードマーク。若さ命。
2002年関東を中心にぞくぞく登場し、いきなりバンドの路線を大幅に変更しオサレ系に走り、結果没個性と罵られるバンドが後を絶たなかったが、2003年あたりにはいちジャンルとして定着してしまった。2007年ごろからちょっと廃れてきていたりする。
バロックが始祖とされている。コテコテ万歳の時代に突如カラフルなバンドが出現し、強烈なインパクトで話題をさらった。独特のシャッフルビート、シニカル歌詞だったり、と、ちょっと他とは異質のお洒落な雰囲気が漂っていた為、いつしか「オサレ系」と名付けられたのではないかと考えられる。「おしゃれ系」じゃないのはまず2ch発祥の語句であるからで、もともと「おしゃれ系」という言葉があったという訳でもない。そしてバロックはbaroqueに改名しあっけなく「オサレ系」を離脱して解散。
「オサレ系創世紀」と現在の「オサレ系」では内容も変わってきている。
ヴィジュアル系史の中では比較的新文化のため、古き良きヴィジュアル系を愛するご年配の方の間にはアンチがとても多い。 そもそも「私、オサレ系が特に好きなの♪」と言う人はそんなに居ない。当時はかなり馬鹿にされたバンド形態ではあるが、アホで電波なノリもまたヴィジュアル系の醍醐味である。

■追っかけ
…これ既にV系用語じゃない。「追っかけ」というと、一般人には、単純にそのバンドに熱心に通うことだろうとか思われてますが、ヴィジュアル系的には、追っかけする人といったら、メンバーの泊ってるホテルまで探し出して行っちゃうとか、ツアー先の新幹線を出迎えちゃうとかの行動を指してることが多いため、一般人に追っかけと言われてもバンギャルたちにそのような自覚は無い。「あんたまだラルクの追っかけやってるの?」・・・やってない、やってない。

■追っタク
…メジャーバンド系のライヴ会場をウブな顔して歩いていると、「メンバーの打ち上げに参加できます」等とテキトーなことをぬかしてくる人間と遭遇することも。終演後メンバーの車を追っかけまわしては、会えても会えなくても大金をふんだくられるらしい。それを通常追っタクと呼ぶ。声をかけられなくなったらオトナかな。ここ十年くらいはさっぱり見かけないが騙されないよう注意。

■オバンギャ
オバン+バンギャル。年齢の行った年長者バンギャル。
主として一様に黒を愛し、ゴルチェを愛し、「咲き」を異常に嫌う。バンギャル、というキーワードどころかヴィジュアル系という言葉すら存在しなかった時代から生き残る猛者達。
「年齢の行った」というのはファジーな概念であって、何歳からオバンギャか?という議論は昔から延々と続いているが、それは「女は何歳からオバサンなのか?」という議論にマトモな答えが出ないと同じことである。
あまり若いくせに「あたしもうオバンギャだからぁ〜」とか言うと、なんだかプライドの高いホンモノのオバンギャはますますいい気がしない。ババンギャなる言葉も存在し、こうなるともう自嘲以外に使用するのは危険。
既にヴィジュアル系以外の楽しみを人生に見出せないため多分一生あがれない危機感をちょっと感じているが気にしないことにする。出戻りも多い。若者に囲まれていづらさに嘆きひっそりとライヴハウスの壁の花となりながら、何気に子供には到底及ばない経済力を振りかざす。
「本命麺が年下」イコール「オバンギャ」という悲しい定義が提唱されています。…よし。
ちょっとネガティヴな語感が嫌なので、30代必死女バブリー雑誌NIKITAの提唱する艶女(アデージョ)に倣って、アデーギャとか呼んでみません?あとは姐ギャとか。

■オフィ
…オフィシャルサイト・公式ページの略。ここに掲示板を設置すると大抵ロクなことがない。私設サイトは「アンオフィ」

■音源
…CDとか、デモテープとか、音が聴けるアイテム。音源ばっかり集めてライヴにこない人のことを音源ヲタと言ったりするよね。

■女形【おんながた】
…女装というか、女性っぽいルックスを装う男のバンドマン。もともと歌舞伎用語。「おやま」でなく「おんながた」が一般的。大御所SHAZNAのIZAM、MALICE MIZERのMana様、大昔のDir en greyのToshiya・Shinya、現役ではメガマソの涼平、ヴィドールのラメたん、などなど。各バンドにひとりくらいいると、見栄えに変化が出来て良いよ。近年では、必ずひとバンドにひとりはいる。女形バンドマンが、売れたり飽きたりで女形やめたりすると、とてもガッカリする。






■買い占め
…インディーズバンドにおいて、チケットを会場等で手売りする際、トラブル防止のため販売分の整理番号を先着順でなくシャッフルして販売することがありますが、この際一部のファンが、最前列に入るための早番が欲しいがためにシャッフルされたチケットを全部購入してしまうという気合の入った迷惑行為。このおかげで、ソールドアウトしたにもかかわらず幕が開いたらスカスカなどという事件が起こり、これが例えば解散ライヴだったりするとシャレにならない。つーか最前列取るためにいくら金積んでるんだよそしてその金どっから出てくるんだよ、と別のツッコミをしたくなる事象ではある。全部買い占めとまでは行かなくても、思わずチケットを延々と引き続けちゃう客は存在し、近年ではバンド側もまぁまぁ対策を練っているので、常連は早番を求めてチケットを購入し続け財布は泥沼へ、バンドはたくさん売れちゃってウハウハ、という現象を目の当たりにするとなんかヴィジュアル系ってすごいなって思う。

■顔ファン
…聞きかじりの状態でどこそこのバンドの誰それが好きと宣言すると「あたしは顔ファンのアンタとは違ってちゃんと音楽も聴くのよ!」などとヴィジュアル系なのに見下げる風習。主にヴィジュアル系ファンになりたての少女たちの間で交わされる中二病的やりとりの一種。顔ファンでよくね?だってヴィジュアル系の中身って大半がロクな音楽じゃなうわぁやめろなにをする

■上手【カミテ】
…客席からステージに向かって右側。大体はギタリストの立位置。反対側はシモテ。歌舞伎用語からだったかしら。ちなみに外国では上手が「stage left」。
私の個人的な感覚によると、ギター・ベースを持つとプレイヤーは大抵身体が左側に開いちゃうので、上手で見たほうがメンバーは観やすいような気がする。気がするだけだけど。

■逆ダイ【ぎゃくだい】
…主にインディーズライヴで見られる現象。逆ダイって言ったらヴィジュアル系ならではの文化。スタンディングで、曲に合わせてステージに向かって飛ぶ、飛び出す、突っ込む、というか前の人にタックル(?)、というのがヴィジュアル系での「逆ダイ」。見てみなきゃわからないと思うけど。見ればわかる。逆ダイの有無はバンドの雰囲気による。バンドごとに、逆ダイをさせるために存在する「逆ダイ曲」なるものがわざわざ用意されていたり。変なトコで変な逆ダイすると大変嫌がられます。状況を見極めよ。逆ダイが始まったら参加する気が無い奴は潔く逃げないとケガするので逃げてください!
転んだ人がいるなら手を貸しすぐに立たせるべし。ダイヴされる人に痛い目見せないよう上手にやってこそ逆ダイマスター。胸から突っ込むと良いとか、背面飛びをすると良いとか。ヒジ・肩が入るのはされる方が痛いので、そういう意味では「タックル」はヘタクソの証拠でしょうね。
他、似たようなものに、目黒鹿鳴館で行われる「椅子ダイ」とか・・・。があったんですけど、発射台用のイス撤去されちゃいましたね。
他音楽ジャンルによっては、V系での「コロダイ」にあたるものを逆ダイと言ったり、客がステージに昇ってダイヴするのを逆ダイと言ったりすることもあり、結構紛らわしいのでバンギャは注意。

■キャパ
…キャパシティ。ライヴ会場に何人入れられるかの許容量。大抵のハウスでは公称キャパよりもずっと多く人を入れてるのは、消防法かなんかで人数を規制されてるかららしい。チケット出しすぎて客がドアから漏れちゃったりする切ないライヴも時にあり、係員はドアに向かって逆ダイ。

■コス
…いわゆる世間で言われてるところのコスプレ。バンドメンバーの衣裳・メイクを真似る、コピーする。手作りからフルオーダーメイドまで、手間もヒマも金もかかる。コスに生活捧げてる人もいれば目を覆いたくなるような自称コスまで様々。完璧にコピーし尽くせば「完コス」。
V系はコスプレとはあまり言わずあくまで「コス」。オタク業界のようにコスする人をレイヤーと呼んだりしません。HydeのコスプレならHydeコスの××さん、です。
通常ただのロリータ服や黒服はコスに当たらないので、黒い服着てるだけで一般人にコスプレだと言われるとバンギャが怒る。ヴィジュアル系では、ロリータファッションは「ファッション」なので、ロリコスなんていわれた日にはロリィタちゃん激怒です。
衆目の目に晒されてることを自覚し、目立つから社会的マナーは厳守希望。
あと個人の自由だけど、見てるほうにとっては目に優しくないからやるならできれば見苦しくないようによろしく。

■ゴスロリ
…「ゴシック・ロリータ」の略称。従来のヴィジュアル系界では、そもそも、黒づくめのロリータをゴスロリと呼んできたのだが。近年のメディアの取り扱いはなんだかおかしい。どうやら語感のキャッチーさが独り歩きしているご様子で。
ヴィジュアル系好きの人が好むファッション」なら何でも「ゴスロリ」扱い。「ヴィジュアル系→ゴシック」「奇抜→ロリータ」の連想ゲームの結果じゃないかと思うんだけれど。たとえば「赤いゴスロリ」とか、女装でもないのに「ゴスロリファッションを纏った男性」とか、元々の意味からするとよくわからん使い方も。あげく「ゴスロリ→ヴィジュアル系ファッション→コスプレ」のコンボで…。ミニスカポリスやナースはゴスロリじゃないぞ!
一方で、「ゴスロリ」がヴィジュアル系界からオタクの世界に拡大していき、メイド萌え属性の方々からは「メイド服→ゴスロリ」という認識を持たれているような…。
まぁ、言葉と言うものは時代によってその意味を変えていくものだと思うから別にいいんですけど。でもメイドとゴスロリは違うと思いますけど。この言葉の認知の差異がしばしばヴィジュアル系界の生粋のゴスロリッ子を困らせている様子。ちょっと一般化しすぎです。
そして近年ヴィジュアル系ではあんまりゴスロリを見かけなくなりました。廃れたよね・・・

■コテ系
…バンドの雰囲気・形態の一種。コテコテのヴィジュアル系。もしくは古典的なヴィジュアル系という説も。猟奇退廃耽美の三本立てがお約束。主として黒・エナメルをベースにした派手な衣装に、派手な色の染め髪を逆立てたり、など。絶対的な世界観構築、非現実的アプローチ。薔薇と十字架と背徳と血が好きそうな感じ。コテ系がコテ系であるためには多少のダサさは必須。なんちゃってダーク&なんちゃってゴシック。黒服系バンドと似てるようだが違う。スタイリッシュになってはいけない。
「オサレ」に対しての「コテコテ」なので、コテビファンには「アンチオサレ系イズム」が含まれてる気もする。20世紀後半はインディーズヴィジュアルといったらほぼこの手のバンドを指していたので、ジャンル分けする必要もないからコテ系なんて言葉無かった。
良質バンドはヴィジュアル系の極みともいえる目の保養だが、逆にダメバンドは手のつけようもないダメダメさを誇る。コテコテ系事務所の大御所事務所マティーナも2002年消滅。近年オサレ系にその勢いを押されているが生き残ってくれないと困る。だって「ヴィジュアル」系だもん。

■コロダイ
…いわゆるダイヴ。スタンディングにおいて、人の頭の上を転がる・・・というより、ヴィジュアル系の場合むしろ這って行くケースも多い。それを皮肉って、コロダイ改め貞子ダイヴと言ったりするが、転がって進むより土台に与えるダメージが大きい。 ムックなどは結構凄いらしい(知らんけど)。時には、バンドによってはワンマンが最高に盛り上がった勢いで発生しちゃうときも。V系では、飛ぶ時には靴は脱がなければならないという暗黙のルールがある。土台が痛いからね。土台さんもなかなか大変だと思いますが、デブとかヘタクソとか暴言はきながらも前に前に送ってあげましょう。かつては名物であったがDir en greyで本格的に禁止になった。つまんね…
他Sads・J等では文字通り人が転がっているけれどコロダイなんて言ってない。




■最前【サイゼン】
…最前列。発音は語尾下がりでお願いします。(ラーメンと同じ)。一番前の場所・席。視界良好、空気十分。だが音はいまいち。逆ダイや押しや最前争いに負けたバンギャル達の妬みに耐える覚悟必須。動員力のあるバンドでは、良い整理番号・席番をもぎとる行動力・情報力・そしてなにより運が必要となってくる。インディーズもマイナーになれば最前をめぐって常に醜い争いは絶えない。マイナーバンドの多くには、バンドそっちのけで最前に入り続けることが自らの存在理由と化してしまっている人すらいる。怖い。
最前列では、古くより仕切り行為の横行により「整理番号順に入って最前列があいているにも関わらず既にそこに入るひとが決まっていて、入るとケチつけられる」などというトラブルが頻発。とりあえずまずは穏便に「私は今ここが空いてるので整理番号にしたがってここで見たいんです、入れて頂戴!」という正論を唱えてみましょう。それでダメならハコスタ・物販スタッフにでも盛大にチクるとよいです。
コートとかタオルとかを柵と言う柵にかけまくって場所とりをし、最前全取りとか言い張るのを見てるとなんとなくその場でコートを投げ捨てたくなるからやめてください。衣服荷物じゃなくてちゃんと整理番号で来てる人間をおいといてください。仲良くしなさい。

■最前交渉【サイゼンコウショウ】
…ヴィジュアル系では、バンドが複数出演するライヴの場合、目当てのバンドの時に目当てのバンドのファンが最前列に入れるようにいろいろと取り計らう風習があります。マイナーバンドのイベントにおいて、明らかに次のバンドの客でなさそうな人物が最前列でぼけーっとしていたら、声をかけてみるとよいです。仕切りが入っている場合は・・・ 仕切り項目参照です。はい。
同じく好まれる「柵」スポットでバンドごとに個別に交替を依頼し合うこともあり。その是非はさておき・・・って感じです。

■咲く
…曲や煽りに合わせて手を左右に開き、そして閉じる。右手と左手で、自分の前に外回りに半円を描いてください。・・・それです。絵文字で例えるなら"\(^o^)/゛な感じ。おそらくバンドマンに対する求愛行動だと思われる。見た目手扇子以上のバカっぽさを誇る。
かつては「拳をあげる」タイミングだったはず。拳よりは…女性としてまだエレガントですね。割とお手軽にライヴに参加している気分になれる。ついでに黄色い声でメンバーコールをすると吉。
うっかり硬派なバンドにやると、茶化すんじゃねえこのブスくらいの勢いで嫌がられます。咲きの存在の無かった時代の年配者には相当のアレルギー誘発行為であり、年齢層の高いバンドにうっかりやろうものなら死傷者が出かねないくらいの勢いで嫌がられます。
わざわざ禁止するバンド(ガゼット)も出てくりゃ、咲かせるだけ咲かせて悦に入ってるバンドも。2003年新文化。起源については諸説あるが2002年発祥、Shulla常連らしい。
2007年、この界隈では、咲き行為とは、「抱いて」だとか「私を食べて」だとかいう意味なんだと相当アレな感じの意味づけを後付けでされてしまったが、良いのだろうか。間違ってはいないと思うが。あんまり抱かれたくない人にも調子こいて咲いているこの事実を思うとやややりきれない思いも残る。

■札レ
・・・札レター。数人の福沢諭吉と差出人の連絡先が添えられたファンレター。
露骨すぎると思うんだが結構効くらしいと巷ではいう。都市伝説じゃないかこれ・・・。

■仕切り
…ヴィジュアル系特有の文化。ライヴハウスで複数バンドが出演する際、最前列をそれぞれのバンドのファンの間で交代しあう。建前としては、早い番号の人から順に入場し最前列に入って、出演者ごとに好意で各個人で最前交渉をし交替し合うものだが、その個人交渉が煩雑であると云う事で、いっそ誰かが取りまとめてしまおうという行為。また取りまとめる人。イベント等において、「どのバンドが出るときに誰が最前のどこに入るのか」を管理するひとを立てる。主に常連ポジションの人が出演するバンドごとメモ用紙を用意し名前(or整理番号)を記入していく。ステージの転換の間に予約されたとおりに最前列が交替する。
出演バンド全てを取りまとめる「総仕切り」なんてポジションもあったり。
その行為の是非についてはさまざまな捉え方があり、仕切り反対派・仕切り容認派・最前なんて興味無い派・とりあえず最前列にいる人は憎たらしいから全員出入り禁止にしろ派などが常に存在する。概ね全体的に見てあまり万人に肯定的にとらえられない行為ではある。ただ、ヴィジュアル系の特徴として、あまり見慣れていないバンドの出演中に最前列で見ているのは非常に居辛い場合が多く、うまく自分のバンドだけは前で見られるように融通できるという意味では有効に機能していると考えられるところもある。出演数の多いイベントなんかだと仕切りを入れずに個人交渉を積み上げていった結果大混乱に陥るケースもあり、しかもその処理がとてもめんどくさいため、いっそ誰かがまとめてくれと思う状況も無くはない。
しかしながら基本的にバンドマンへの歪んだ愛情とそれに伴う他ファンへの競争心から恨み妬み嫉みで形成されている最前バンギャルたちが取り仕切ったところでだいたい物事がフェアに取り仕切られる訳もなくとにかくやたらとトラブルが頻発する。
あまりにも悪質なトラブルが続くと対応に業を煮やしたバンド側から「仕切り禁止令」が出るケースもあるが、バンド側がそもそもどこからどこまでを仕切り行為とみなすか定義しない・・・というか良く解っていないことが多いため、しばしば客サイドには都合の良いように解釈され実効力は定かではない。っていうか悪さする人はそもそもバンド側からのお触れなんか屁でもないタイプが多い。
アンダーコード系の仕切りの厳しさはいろんな意味で名物。業者のチケット代行システムを使って良い番号を確保し、各バンドの常連に最前列を交替する権利を融通するかわりに代行代金を支払わせるというとんでもない悪習も聞かれるように。うわぁ・・・
個人的には、整理番号順に記名の上でトラブル起こさなきゃ・・・ 結構よくもこんな画期的なシステムを浸透させたなぁとは思うんだけど・・・ モメさえしなければねぇ・・・ モメさえ・・・ ねぇ・・・ 難しいよねー・・・
参考資料として:仕切り・徹夜・横入りやめませんか? まとめサイト
(個人的には早番優先の割り振り+チケット一枚につき一人分のスペース+遅刻無効の最低条件が侵されなきゃそんなに文句言われないし言う必要もないんじゃねえの?って気もするんだけど・・・知らんけど。)
■下手【シモテ】
…ステージに向かって左側。主にベーシスト・下手ギターの立ち位置。反対側はカミテ。参照:上手(カミテ)

■常連【ジョウレン】
…何かにつけ必死な人々。発音はやっぱり「常↓連」と下がる。(そうめんと同じ)。組織力やら行動力・情報収集力・他のバンド常連との横の繋がりによってなんとしても最前列を確保してみちゃう気合の入った人種。ある意味ではヴィジュアル系を力いっぱい謳歌していると捕らえても良い。
ニュアンスとしては、かならずしもそのバンドに根気強く通いつめている人のことを指すわけではないのです。
大抵は誹謗中傷憎み恨み妬み嫉みのターゲット・ポジションの代名詞。出来るだけ最前列を確保し悪目立ちできれば貴方もきっと常連と呼んで貰えます・・・けど・・・。

■新規
・・・ファンになりたてのためそのバンドの状況が読めず、もともといるファンに嫌がられるポジション。
バンドが小さい頃から応援している「古株」にとっての「新規ウザイ」という感情は永遠のテーマである。

■スタ
スタッフの略称。スタジオじゃないしスタンディングでもない。バンドのスタッフなら盤スタ。ライヴハウスのスタッフならハコスタ。
使用例:「スタにバンギャ使ってるようじゃアリアハンもダメだな」「レーベスタって仕事出来ないくせに偉そうだよね」

■スタンディング
…椅子無し、座席指定無しの立ち見ライヴ。ライヴハウスは大抵スタンディング。スタンディングならではのそれなりの暗黙のマナーがあるので興味のある方はこちらへどうぞ。→ライヴハウスの心得

■セットリスト
…一本のライヴでの演目・曲目。「今日のセットリストどうだった?」「MASKやってくれたよ!」セトリと略すひとがいます。

■全通
…ぜんつう。全部通う。たとえばバンドのひとツアー全てに参加する。気合と時間と資金力、そして愛の結晶であり証でもある。(と、大抵思われている)。
大変。

■ソフビ
…ソフト・ヴィジュアル系。大雑把に言うとナチュラルメイクで衣裳は大抵既製服。世間で認識されているところのヴィジュアル系。 だがヴィジュアル系らしさとしては遠い。曲調はメロディー最重要視。 いわゆる「歌モノ」主軸で曲調はあまり激しく無いことが多い。メジャー臭いともいう。
とある偉い人曰く、実はソフビとはcertificateされたヴィジュアル系のことなのではないかとまで言った。
関西産が多いが実は絶滅寸前。はっきり言ってV系では売れない。最近廃れてきているジャンル。がんばれ!とにかく!





■対バン【タイバン】
…1つのライヴで複数のバンドが出演すること。またそのバンド。対バンのいない時は「ワンマン」。うたばんにラクリマクリスティ出演時この言葉をヴォーカルがふと使用したため、司会者がひいていたが、タイマンじゃない。
使用例:
「イシスの29日のライヴに行こうと思うんだけど対バン誰だっけ?」
「たしかロマリアとカザーブとノアニールだよ」
「うわー最悪な対バンだな。行くのよそうかな」


■地下室系
…死語な気がします。cali≠gariの主催したイベントのタイトル「東京地下室」が語源?アングラカルチャー。怖いグロい。綺麗さ美しさのためのメイクではない。有機質でドロドロとした音楽であることが多い。シュールなパフォーマンスとかやってる妙なバンドさん達。別名「ネオ・ナゴム」。でもって「奇形メルヘン」これも皆ニュアンスで使ってる言葉。音楽にジャンル分けなど意味をなさないという意見を張り切って主張しそうなのも地下室系の人たち。最近はむしろ使用法の主として、「あのメイク地下室系だね…」(=あのメイク怖いよ!)

■繋がり
…バンドマンの中身と「繋がっている」。ファンとしてでなく個人的に連絡を取れる人。かな?
友達でも恋人でも知り合いでもなく「繋がり」という謎ポジション。

■出禁【デキン】
出入り禁止。
…1:例えば火を噴く・物を壊す・乗っちゃいけないアンプに乗っかる等やりすぎパフォーマンスをしてしまいライヴハウス側から以後そのバンドの出演をご遠慮いただいてしまう発令。
…2:例えば悪質な仕切り行為などの悪さを繰り返すことによって多大なる迷惑をかける客に対し、以後そのバンドの観覧自体ご遠慮頂いてしまう発令。バンドにとっての最終手段。実際に食らった人を見たことないですがいるらしい。 ん〜

■手扇子【テセンス】
…ノリ方の一種。ライヴにおいて、曲に合わせてステージに向かって手を「煽ぎ開く」「差し伸べる」「突き出す」などの行為。
軟弱だとして嫌うアーティストも多いのでちょっと侮蔑の意味も含まれてるか。GLAYの20万人ライヴがTV放送され、サバイバルの「風にそよぐ稲穂」状態に何かちょっと考えちゃったひとも多いはず。そしてラルク・アン・シエルは事実上手扇子禁止です。だれも聞いちゃいないけど。
しかし年季の入った手扇子は美しいと思う。聞くところによると手扇子発祥の地はSilver Roseらしい。ホントかね?
2005年頃よりインディーズでは、咲いてるんだか手扇子なんだか解からないような、左右に交互に開くタイプの盆踊り式手扇子です。う〜ん、あほっぽい。楽しい。

■出待ち
…ライヴハウスのスタッフに蹴散らされながら、バンドメンバーがライヴ・イベント会場等から出てくるところをとっ捕まえて、手紙や貢物を渡したり、お話をしたり、写真を撮ってもらったり、こっそり私服チェックをしたりして楽しむ行為。会場に入るときは入り待ち。インディーズでは割と習慣的行為。バンドにとっては営業の場。バンギャルの世間的評価が問われますので、周辺店舗にご迷惑はかけないようにマナー遵守で。出待ち入り待ち禁止の硬派バンドもあり要確認。そしてあのバンドは遠くなっちゃったと嘆かれファン層も変わっていくのだよ。
大御所メジャーバンドでの出待ち…「車に乗って出て行くメンバーのお見送り」。

■テレコ
…お客様が録音機材を持ち込んでライヴを録音する行為。またその音源。テープレコーダーで録るからテレコなんだろうけれど、MDで録ってもテレコはテレコ。大抵のライヴでは「テレコ禁止」で録っちゃいけないんですが。だから堂々と録るなそこー!
過去、テレコ可能なマイナーなライヴにはテープレコーダーがそこら辺に落ちてました。そんなところにおいてあったら蹴るわよ。

■転売屋
…ライヴでの無料配布や限定発売盤・需要に対して発売数が少なく瞬間的ソールドアウトが予測されるものなどをあらかじめリサーチし、観る気も無いのにライヴにやってきて、聴く気も無いのに買い占め、ヤフオクなどで高値で売りさばき利潤を得る行為。音楽を愛する純粋なファンの手に正規の値で渡る機会が減少する可能性が危惧され、所詮金儲けとしてしかバンドを見てないってのが大抵のファンとしては愉快でない為、大抵は非常に嫌がられる。転売屋は決まって秋葉系ファッションの男子とされるため、ヲタっぽい男子はライヴであらぬ疑いをかけられてちょっとかわいそう。
でも無料配布を貰って売りさばき、タダでライヴを楽しもうという魂胆も、それはそれでありだと思うけどね私は。

■ドセン
どセンター。ど真ん中+センター。大抵はヴォーカルの立ち位置。「最前ドセン」とは、最前列のど真ん中を指し、イメージ的には場所取り争奪戦の一番の勝者。
ちなみに、ライヴハウス主に最前列・柵前等の、横列の名称としては以下のようになっております。
ステージ
最下…←下3←下2←下1←ドセン→上1→上2→上3→…最上


■ドリンク代
…ドリンク代の名の下のライヴハウスへのチャージ。大抵のライヴハウスでチケット代とは別に入場時に必ず支払わねばならない約500円。例え紙コップにソフトドリンク一杯でも疑問を感じてはいけない。なぜならチップだから。Zepp系列は太っ腹。それでもペットボトル一本500円也。




■狙い
・・・バンドマンの中身の男子とリアルにお付き合いしたいバンギャル。
目を覚ませ!ヴィジュアル系バンドマンの中身なんて十中八九ダメ人間だぞ!
ステージの上だけで愛でるほうが大抵幸せってなもんですがそこは腐っても男女なので割り切れずもう何ていうかトラブルの元。






■橋
…ご存知原宿神宮橋。V系コスプレのメッカ。明治神宮に参拝の際は是非その洗礼をお受けください。全盛期に比べるとその数もだいぶ減った様子でそれはそれで面白くないんですが、週末ともなればバンギャルコスプレ少女を観察できます。橋はX時代からヴィジュアル史に大いなる歴史を刻みつづけており、日々様々なドラマが生まれる。
写真撮っているオッサンと観光客の外人もセットで。メジャー系有名バンドマンの誕生日ともなれば、バースデー集会など催され、コスで溢れかえり凄いことになります。(で、〜バ、とか略されてみたり。キリトのバースディ集会=キリバなど。)
ですから、とりあえずゴミは持ち帰れと。線路に物は投げるなと。山手線止めたバカが居たんだと。
ただでさえ世間様に好意の意味で目立ってるんじゃあないんだから、社会的マナー遵守ですよ。
アスファルトを挟んで渋谷側のゾーンは「逆橋」と呼ばれDir en grey専用とされていた。で、原宿側が「本橋」、ですって。
同じようなスポットに、関西の大阪城公園は略して「」・・・ってまだこの言葉健在なのかしら・・・?

■バンギャル
…ものすごーく大雑把に言って「ヴィジュアル系好きな人」。行動パターンだったり、モノの価値観だったり、ただのバンド好きというよりは、バンギャルと言えばこういう人、みたいな意味合いが大きい。
略してバンギャ。さらに略して「ギャ」とも言う。
男子であればバンギャル男、略してギャ男となり、既に言葉としての元の意味の残骸は全く無い。
時により侮蔑用語。この言葉の発祥は… 多分2000年くらいだと思う…。それ以前のV系ファンを、バンギャと呼んでいいものなのか、よくわかりません。少なくともNANAに出てくるのはバンギャルじゃありません。

■PA【ピーエー】
…なんだかよくわかんないけど、後ろの方の、卓置いてあるとこをみんなPAって呼んでます。客的にはそんな認識でしかないからオペレーターさんはちょっとかわいそうだ。ここの付近は基本的に音が良い、と思う。

■フリ
…曲ごとに、お決まりの振り付け。オタ芸に近いものがあるがそこまで気合の入ったフリもあまり無いような・・・。ハタから見てると大抵かっこわるいがヴィジュアル系なんてそんなもんだ。
振りメインのバンドになると、ヴォーカル共々ライヴ中踊り狂っている。フリバンドで前列で腕組んでみてるのはノーマナーだと私は思う。踊れバンギャル。
ファンが勝手に踊りだして浸透していくことも。バンドの質やら曲の質やらによっては、ヘンな振り付けを考案してしまうと空気読めとしかられるので空気読もう。「あたしが作ったのよ!」と優越感に浸りたい一心で手話みたいなかっこわるいやつを作るとあなたの後ろの客は爆笑か失笑か冷笑注意!注意!
常連フリのクオリティの異常に高いバンドは大抵平和である。

■物販【ブッパン】
…ライヴ会場にて、アーティストグッズを売ってるスペース。音源とかタオルとかステッカーとか写真とか…。メジャー大御所から弱小インディーに至るまで、活動資金の大事な収入源。バンドはライヴをやっても大抵赤字なのだとか。物販売り上げでトントンくらいだそうで。貢いだげて下さい・・・。
マイナーバンドなら、売り子は大抵そのバンドのスタッフなので、バンド窓口として考えてよし。ファンレターも貢ぎ物も預けると吉。

■ヘドバン
…ヘッドバンギング。頭を上下または8の字に振る。ある意味V系王道のノリ方。練習して上手くなるもの。
かつてのV系ではヘドバンと言えば前傾姿勢で上下運動が定番だったんだが、最近のトレンドは、直立不動または仰け反って横振り。リズムに合わせ(られ)ない人が多い気がするのは気のせいか。
また、ヘドバンなんて野蛮な事が出来ない人は代わりに手バン。ヘドバンのタイミングに合わせ、手を交互に、上下にひらひらさせる。何故か手バンをしている人はみんな無表情な気がするんだけど…
肩を組んだり手を繋いだりすると安定感が増す。そこでエターナル系列から発生したと思われる円陣ヘドバンなるものがあり、大規模なものはライヴハウス中を埋め尽くすほどの大きな輪となり、愉快な迷惑行為として親しまれていたが最近みない。




■貢ぎ
・・・バンドマンの中身が好きすぎてバンドマンのお財布になっちゃうバンギャルのこと。隠語で「
転じて、バンドマンへのプレゼントを「貢ぎ」と呼ぶことも。私服・食生活は全て貢ぎ物で生活するバンドマンが後を絶たない。
決め台詞は「月5で蜜します!」(一ヶ月に五万円支払います)
貞操観念の緩いバンドはこれで生活しバンド活動。らしい。実際に目撃したことはないけど・・・。
典型的な使用例:
「ルザミ狙いたいんだけどどうかな?」
「ルザミ札レ効くよーバカだからすぐ繋がれるよ」
「でもルザミって結構硬そうーファンから繋がれるかな?」
「嘘、蜜いっぱいっていう話だよ、月5で行けるって!」


■密室系
…死語。カリガリ・ムックの密室ノイローゼから。地下室系参照、かな?皆使うけど差がわかんない。

■メジャー流通
CDの流通形態。メジャー流通に乗った、となれば日本全国とりあえず取り寄せできるのでありがたいです。普通のメジャーバンドは当然メジャー流通なんですけれど、インディーズでもどっかのレコード会社の流通形態だけ借りてメジャー流通にしてる時もある。どこまでがメジャーでどこからインディーズなのかも分からない今日このごろ。

■麺
…バンドのメンバー。V系バンドマン。2ch的に言うと「麺」。だが最近のインディー界では普通に使われるようになってきた。麺は、麺です。日常会話で普通に使っているとなんだかこう、本当にこれでいいんだか・・・と思いますが非常に便利なのでついうっかり使っちゃう。中身が女子であると「女麺」これもまた妬みの対象・・・







■ライブネーム
…ラジオネームとかペンネームとかの仲間に当たるであろう、ライヴ友達の間で通用するあだな。
ネットが一般庶民にまで普及してからは、殆どハンドルネーム=ライヴネーム。
漢字が怖い、やたら読めない、「姫」など多用し本人が名前負け、メンバーの本名パクってつけたり、とかいろいろありました。そして名刺作ったりプリクラに書いてみたり…。

■ローディー
…楽器・機材関係のスタッフ。ツバつけとくとのちのち自分のバンドを組んだりして・・・っていう。




■ワンマン
…会場貸切!その日はそのバンドしか出ません。メジャーバンドやトップインディーズならこれが当たり前なのですが。出演バンドが2バンドあればツーマン。三バンドあればスリーマン。ワンマンと謳ってるくせにO.A.がいたりするのはなんか違うと思う。



■バンド各パート省略表記
Vo. … Vocal。基本的に歌うたってる人。歌わずに踊ってたり煽ってたりする人も。小柄・カワイイ系が多い。
G.、Gu …Guitar。ギター弾いてる人。派手な美形が多い。
B.、Ba …Bass。ベース弾いてる人。寡黙な美形・パンク野郎(大抵Jこと小野瀬信者)が多い。時にサウンド面での天才肌も出現。
D.、Dr.、Drm … Drums。ドラム叩いてる人。過剰にデブかガリの両極端・個性派が多い。

モッシュとか折り畳みとか柵ダイとか盤車とか名古屋系とか歯とか書きたい。


■2009年新春のおまけ的な。
名古屋系・・・黒夢・Laputa・ROUAGE・deadman・GULLET・kein・Lamiel・メリゴあたりは名古屋出身な上にそれっぽいので大抵誰の異論もない。前記したような雰囲気のそれっぽいバンド。それっぽくなくても名古屋出身のバンドを名古屋系とするか、名古屋系っぽいバンドを名古屋系扱いしてlこの際出身地関係ねえとするかでなんかいちいち揉める。個人的には名古屋巻きとか名古屋嬢とかの仲間だと思うが・・・ 新潟バンドも広島バンドもゲートオブカオス系も全部名古屋系???
地下線・・・関西の事務所アンダーコード。翻訳しても地下線にはならないが気にするな。脱税じゃなくて申告漏れだ。

モッシュ・・・スタンディングでくるくるまわりながらおしくらまんじゅう的な。
折り畳み・・・ヘドバンの上下運動の激しいやつみたいな。
柵ダイ・・・柵にいる人が柵に向かって突撃みたいな。
盤車・・・機材車。バンギャルにとって一度は乗ってみたい乗り物。
準備麺・・・バンド活動をしていないバンドマン。そば粉・小麦粉の仲間。
歯・・・神の異名。


※ 音楽誌が書かないJポップ批評27 X JAPANと「ヴィジュアル系」黄金伝説 別冊宝島 (821) のネタ元です。ここ勝手に参考にされてました・・・とほほ。 こんなとこ丸写しっていいのか? プロライター・杉江由紀・・・。ああ、勝手に改変して転載しないで下さいね。ほんともー

【edit:2009.02.24】
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